夏休みも残りわずかとなりました。
あれもできていない、これもまだ!
そんな中、なかなか社会科にまで手が回らない方も多いでしょう。
これからの5か月ちょっとで、何をやるべきかアドバイスします。
ひたすら過去問を解く
最初に結論を書きます。
これからの学習は、「ひたすら問題を解く」ことに尽きます。
もちろん易しい基本問題を解いても仕方がないので、解くべきなのは「入試問題」です。これからは塾の模試も毎週のようにあると思いますが、入試レベルのテストのはずですので、それも利用します。
◆時間をはかって解く
◆答え合わせに全力集中する
◆間違えた問題、怪しい知識は「その場で」覚える
これを繰り返すだけです。
とくに、〇×は気になるでしょうけれど、仮に〇が付いたとしても「適当に書いたら当たった」のでは意味がありません。再現性が無いからです。おそらく入試問題を解いていて、「見たことのない」初出の知識は無いはずです。それなのに解けない。それを「解ける」状態に少しでも近づけることが、これからの5か月ちょっとの学習の課題です。
知識暗記本は流す程度に
この時期になると、何もわかっていない塾の先生が、「とにかくこの1冊を完璧に仕上げろ!」という指示を出すかもしれません。
四谷大塚なら「四科のまとめ」、日能研なら「メモリーチェック」、SAPIXなら「コアプラス」、あるいは旺文社の「でる順」などですね。
これらは良くできた教材です。いかにも「この1冊さえ仕上げれば何とかなる」ような錯覚を覚えます。
そうです、錯覚です。
これらは、基礎知識を安定させるのにはとても有効ですが、得点力を伸ばすのには力不足なのです。夏前には終わらせておくべき教材で、今からやる教材ではありません。
隙間時間の5分を有効活用するのなら良いと思いますが、真剣に1時間も取り組むべきものではないのです。
それよりも、一問でも多く「入試問題」を解きましょう。
遠回りに思えますが、それが最も得点力につながります。
受験校の古い過去問よりも最新の過去問を
受験校の過去問については、社会科は過去3年もさかのぼれば十分です。麻布・武蔵・海城受験生だけは、記述の練習のためにもっとさかのぼって解くことには意味があります。しかし古い問題は、やはり「古い」のです。それよりも最新の入試問題を幅広く、男子校・女子校・共学校を問わず解くほうが有効です。