
中学受験生にとって、時間の管理は最重要課題です。
過去問演習をするなら時間を測るのは当然ですが、日ごろの学習でも時間を測ることが大切です。
宿題が終わらない問題
塾から無責任な量の宿題が課されていませんか?
無責任といったのは、4科目の教師間の連携がとれていない、という意味です。各科目の教師たちには、「これだけはやってほしい」「これはやらないとだめだ」と考える課題がありますね。そこで、「来週までにやってきなさい!」と指示を出す。しかし、それを4科目の教師がやると、たちまち生徒はパンクします。
また苦手科目がなかなか捗らない場合も多いですね。
・算数のテキストを終わるまで解かせたら夜中になってしまった
・結局は理科・社会は前日に少し暗記をするだけ、国語は後回しにしていたらやる時間がなかった
よく聞く話です。
これは、学習のやり方が間違っているのです。
時間割にしたがって勉強する
時間割というほど大げさなものではありません。
「算数は50分間とりくもう。50分経ったら、10分間は漢字の練習」
「理科と社会は30分ずつ。そのあと1時間は国語」
このように、最初に学習時間を決めてしまうのですね。そしてそれを死守します。
決して「延長」してはいけません。
それをやると、また寝る時間が減ってしまいます。
時間内に終わらなかったら切り捨てる勇気をもってください。
タイマーの重要性
こうした時間管理にしたがった学習法に欠かせないのがタイマーです。
「キッチンタイマー」という名称で、さまざまな種類が売られていますが、基本的には液晶画面の大きさくらいしか差がありません。

私はこれを百均で買いました。十分役立ちます。
ただし最低限役立つというだけで、特に使い勝手が優れているというほどではありません。授業では、黒板に貼っても生徒から数字が読み取れるサイズのものを愛用しています。
しかし、今回とても優れたタイマーを見つけてしまったのです。

従来から「学習用」を銘打ったタイマーは知っていましたが、わざわざ数千円も出して購入するメリットを感じませんでした。
しかし、これは一目ぼれです。
性能は見ただけでわかりますね。残り時間がカラフルな棒グラフで表示されるのです。
60分で計測すると、3分で1目盛り減ります。40分で計測すれば、2分で1目盛りですね。ちらりと目をやるだけで、残り時間の目安が把握できる、という優れものです。
使い方はシンプルです。

勉強の間に休憩を入れるような測り方も設定できますが、普段の勉強ではとくに必要ないと思います。ただし、30分机に向かい、10分間スタンディングデスクで、といった方法ならかなり効果はあがります。
基本的には、オンして、時間を設定してスタートボタンを押すだけです。
そして個人的に一番感動したのは、時間の設定方法がダイヤル式だということなのです。

右上のダイヤルをクルクルするだけで、時間が設定できます。
これはものすごく使いやすい!
タイマーの弱点は、好みの時間設定にするまで、分・秒ボタンを何十回もピコピコ押さなくてはならない点なのです。数字入力できるタイマーもありますが、30分のつもりで3分でスタートしてしまったことなど何度もありました。3分後にタイマーが鳴って、生徒に怒られるのです。
しかしこれは、とてもセットがしやすい。
さらに、充電式というところも気に入りました。
実は、難関校に進学した生徒数人にリサーチしたところ、タイマー学習をしている生徒は結構いるのです。タイマーを購入せずとも、スマホやスマートウォッチを利用している生徒はたくさんいるとのことでした。
時間を測った学習の有効性を身をもって知っているのですね。
これから過去問演習に本格的に取り組むのなら、タイマーを一つぜひご用意してください。4000円弱ですが、効果を考えると高いとは思いません。
実は、これの前の機種は二千数百円で購入できますが、白黒液晶です。個人的にはカラーのほうがお勧めです。
過去問対策説明会動画
6月に開催した「過去問対策説明会」と同内容で半分の時間に圧縮したバージョンを再録し、YouTubeにアップしました。
これから過去問演習に取り組む方はぜひご視聴してみてください。
