今回は、中学受験ではなく「高校受験」のテーマです。つまり、現在公立中学に通っている中学1年生を念頭に書いた記事となります。
私は中学受験のプロですが、SAPIX中学部(高校受験部門)の執行役員をやっていたこともあるので、高校受験も素人というわけではありません。
一口に公立中学1年生といっても、中受経験者、小学生のときから塾に通って勉強をしてきた生徒、中学生になってから塾に通っている生徒、どこにも通わずに家庭学習を頑張っている生徒、通信教育をやっている生徒、家庭教師をつけている生徒、部活を優先させていた生徒等、さまざまな生徒がいます。
それらを考慮せずに、簡単な質問を1つします。
◆1学期の定期試験の結果はどうでしたか?
中学生になってから最初のテスト結果はどうだったのでしょうか。
この結果が良かったのなら何もいいません。そのまま継続して頑張りましょう。
しかし、もしその結果が思わしくなかったのなら、これは重大な問題だと認識してほしいのです。
正直申し上げて、中1の最初の定期試験は「簡単」です。そもそも中1の教科書は平易です。それを丁寧に学校で授業をしていただいています。
したがって、以下のスタイルで過ごしていたのであれば、満点かそれに近い得点がとれたはずなのです。
〇学校の授業に全力集中していた
〇わからない所は即座に先生に質問して疑問点を解消した
〇その日に授業で習ったことは、その日のうちに家で必ず復習した
〇学校から課せられた学習課題は完璧にこなしていた
〇学校から与えられたテキスト以外にも、市販の問題集を用意して、継続して学習していた
〇定期試験2週間前からは、すべての遊び(友達との外出・ゲーム・YouTube等)を遮断して試験に備えて勉強していた
〇1週間の家庭学習時間は20時間を超えていた(含む塾)
これくらいの日々を過ごしていたのなら、おそらく定期試験でうろたえることは無かったと思います。
もし点がとれなかったとしたら、どこに原因があったのかは、上のリストと自分の勉強スタイルを照合してみてください。
もし「週20時間! そんなの無理だよ!」と思ったのなら、それは甘すぎますね。小学生、まして小6ともなると、塾を合わせれば週の学習時間は30時間を超えるのは普通です。
もしこうした学習スタイルを実施していたのにもかかわらず点が低かったとすると、抜本的な問題があるのだと思います。
それは、中学校の授業が理解できなかった可能性です。小学校の教科書から振り返って学習する必要がありますので、すみやかに親塾を開くか、家庭教師・個別指導を探しましょう。
いずれにしても、夏休みに挽回するのは一苦労です。
同級生たちを上回る学習をする必要がありますね。