
先日(6/26,6/27)オンラインにて「過去問対策説明会」というセミナーを実施しました。
今回はそこでお話した内容を抜粋してご紹介します。
過去問演習の4つの目的
(1)志望校の出題傾向を知る
「過去問」と聞くと、誰もが思い浮かべるのがこれですね。
すでに志望校の入試問題集は買われたことと思います。
これですね。「声の教育社」のこのオレンジ色の本が定番です。
あらゆる学校のものが出版されているのですが、売り切れる場合があるのでご注意ください。
毎年のように、秋頃に、「書店で売っていない! コピーさせてください!」と泣きついてくる方がいらっしゃいます。
もちろんコピーさせてはあげられません。それは違法ですから。
もしお通いの塾で、自由に過去問や参考書類をコピーさせてくれるところがあるとすると、その塾の遵法精神は、「そういう」レベルです。
おそらく、夏前の段階で志望校の過去問を解いても、半分程度しか得点できない事と思います。それでかまわないのです。ここでは、「チャレンジしようとする山の高さ・険しさ」を身をもって知り、「どういう種類の問題がどのように出されているのか」を知ることが目的です。
(2)足腰の強い得点力をつくる
志望校の問題だけをやっても得点力はつきません。多種多様な問題に多く接することで、さまざまな問いに対応する力が身につくのです。
(3)実用的な知識を構築する
ただ暗記しただけの知識は、まだ問題を解くのには「使えない」知識です。入試問題を解くことで、その知識がどのような角度から使われるのかが見えてくるのです。
たとえば英語を学ぶ際、英単語を丸暗記しただけではダメですね。実際の英文を読むことで、英単語がどのように実際に使われているのかがわかります。
(4)「でる順」の知識を構築する
とくに知識が曖昧であったり少ない場合、今から4年生からの2年半もの復習をすることは不可能です。それより、実際の入試問題を解きながら、自分の知らない知識や曖昧だった知識を「その場で」確認していくほうがはるかに効率が高いのです。入試で好まれる知識や出題があるのです。おそらく様々な問題で、何度も同じ知識や出題にぶつかることになります。そうするうちに、頭の中が、「良く出る知識」が前に並べられてすぐ出る状態へと整理されていきます。
アドバイス
◆1回だけ解く
志望校の過去問を何度も繰り返して解くことは無意味です。答を覚えても仕方がありません。それくらいなら、未知の入試問題、初出の問題を多くといたほうがはるかに得点力につながります。
◆答え合わせに時間をかける
答え合わせ=間違い直しが最重要です。そのために問題を解いているのです。
1時間で問題を解いたのなら、少なくとも1時間は答え合わせに時間がかかります。
◆合格最低点は気にしない
家でやる過去問で「合格最低点」をクリアすることは目標ではありません。あらゆる問題で、7割の得点がとれることを目標としてください。
他にも実用的なアドバイスをたくさんお話したのですが、それはここで再録いたしません。セミナーに参加した方だけが「得をした」話ということで。
今後もみなさんのお役に立つ内容のセミナーを開催予定です。
当ブログおよびHPで告知してまいります。
