
前回の記事では、歴史資料集をお勧めしました。
今回は、地理資料集の話題です。
地図帳と資料集の関係
地理の学習では、地図帳を活用します。これについては前回紹介した、帝国書院の地図帳が定番です。
他の出版社のものを見かけません。寡占状態です。
わざわざ他の地図帳を探す必要性はありません。すなおにこれを買いましょう。
さて、この地図帳をどれくらいボロボロにするかで地理の成績は決まります。基本的な地名の確認から始めて、都市や地形の位置関係まで頭に入れましょう。
生徒:先生、この前地図帳見てて気が付いたんだけどさ。
私:何だ?
生徒:滋賀県の大津と大阪って、50㎞も離れてないんだね。
私:そうだな。
生徒:それでさ、僕が住んでいる藤沢と東京の距離と同じくらいなんだよ。
私:そのとおりだね。
生徒:ってことはさ、藤沢に住んで東京に通勤するのと、大津に住んで大阪に通勤するのが同じってことだよね。これでやっと納得できたんだ。滋賀県が人口があまり減ってないし、大津や草津はむしろ増えているっていうのは、そういうことなんだね。ベッドタウンっていうんだっけ。
私:よく気が付いたね。
こうして地図帳を眺めているだけでも新たな気づきがあるのです。
さて、地図帳には、ところどこりに資料ページが挿入されています。イラストや写真等で解説してあるこのページ、とても役立ちます。ただし、量が少ないのです。そこでそれを補うのに役立つのが資料集というわけです。
どの資料集を買えばいい?
これも一択です。
同じく帝国書院の「アドバンス中学地理資料」一択です。
価格は900円。安いですね。これも学校教科書の副教材として全国の中学校に販売するため、出版部数が普通の参考書とは桁違いのために安くできているのです。
そして何より良いのが、これは一般書店でもアマゾンでも購入できるのです。
学校に売る目的で作られる教科書や副教材は、一般売りしないのが普通です。そんなにもったいぶらなくても良いと思うのですが、そういう流通の仕組みとなっているのです。
しかしこの資料集は入手が簡単です。
他の出版社のものを探してみましたが、見つかりませんでした。わざわざ他のものを探すよりも、地図に強い帝国書院のこれを買うのが正解です。
目次を紹介します。

手元にあったのが2022年用と少し古いのですが、現行版も構成は同じです。
およそ200ページのうち、世界地理が80ページ、日本地理が80ページ、残りは地図の見方などとなっています。
これは、学校用教科書でも同様の比率です。帝国書院に限らず、中学校用の検定教科書は、おおむね世界地理と日本地理が同じくらいの比重を占めています。
学習法
そんなに難しく考える必要はありません。
暇があれば開く。ただそれだけです。
しかし、放っておくと興味を持たない子の場合は、カリキュラム学習に組み込むとよいでしょう。
できれば、中学校の学校教科書を入手してください。上のお子さんのおさがりでも、知人のお子さんで不要になったものでもかまいません。神田の三省堂なら普通に売られています。
できれば資料集と同じく帝国書院のものが望ましいですが、別に他の出版社のものでもかまいません。内容にそこまでの差異はありませんので。
そして、日本地理の部分の教科書を読みながら、合わせて資料集も開くのです。
これを、父親か母親が一緒になって学ぶだけで、おそらく塾に行く必要はなくなります。中学受験に必要な基礎知識は十分学べます。
![帝国書院 令和7年4月新刊 中学教科書 中学校社会科地図 [教番:地図046-72] 帝国書院 令和7年4月新刊 中学教科書 中学校社会科地図 [教番:地図046-72]](https://m.media-amazon.com/images/I/41myTHRIszL._SL500_.jpg)
