
この記事は、2026.1.31に書いています。
明日からがいよいよ入試本番ですね。
今さらアドバイスでもないのですが、それでも何かのお役にたてればと思い、いくつか書かせていただきます。
ごく当たり前のことばかりです。
持ち物の準備
受験票・筆記用具・ポケットティッシュ・マスク
これらを用意するのは、今さら言われるまでもないでしょう。
ここで、ささやかなアドバイスを2つだけ。
(※この持ち物に関するアドバイスは、1/29にも全く同じ内容を書きました。そちらを見てすでに準備している方もいらっしゃるでしょう。正解です!)
◆受験校は明日の学校1校だけではない
明日はいいのです。今日1日を使ってじっくりと準備ができますので。
しかし、受験は毎日続きます。
午後受験もあります。
合否を見ながら、受験校を切り替えることもあるでしょう。A中学が合格の場合はB中学を、不合格の場合はC学園を受験、といった予定を立てるのは普通です。
受験が始まると、精神状態にも余裕がなくなります。まして不合格を見てもなお冷静さを保ち続けて、試験の準備をしなくてはならないのです。
そこで、今日のうちに、すべての学校の受験準備を終えることを強く推奨します。
用意するのは、受験校分のケースです。A4サイズがいいでしょう。
こんなようなものが便利です。今からAmazonに頼むのは間に合いませんが、百均ならどこでも買えますね。
この書類ケースに、受験校それぞれに必要な道具を一式入れておくのです。
もし7回受験予定なら、7セット用意してください。
本当は文具類も7セットそれぞれ用意したほうが楽なのですが、それが無理ならば、文具類だけは別でもかまいません。
ここには、受験票はその他の持ち物一式をあらかじめセットしておくのです。
そして、表には、学校名・受験日(午前・午後の区分も)・合格発表日・最寄り駅を大書した紙を貼っておきます。透明なケースなら外から見えるところに入れておきます。
夫婦&本人も交えて、トリプルチェックをかけてください。
これは、必ず本人も一緒にやってください。
募集要項or受験案内を見ながら、一つ一つ、声を出してチェックするのです。
こうして万全の準備が整っていることを本人も確認することが、気持ちの安定に寄与します。
これを本番前日の今日用意してしまえば、明日以降に慌てなくてすみますね。試験に向かう朝、鞄にその日必要なセットを入れるだけですみます。
試験当日、信じられないような「忘れ物」をする受験生が必ずいるのです。
過去にも、受験票を忘れて半泣きになった親子がいました。すぐに学校の先生にお願いして、学校の記録から受験にこぎつけたのです。受験票忘れは私もさすがにその1件だけしか知りませんが。そういえば、海外旅行に行くのにパスポートを家に忘れた、あるいはパスポートの期限が切れていたことを忘れていた、そうした話も聞きますね。私の知人は、旅行1週間前にパスポートの期限切れに気が付いたそうです。さすがに新規発行は間に合わないはずですが、地元選出の政治家にコネがあったそうで、間に合わせたのだと自慢されました。そんなのアリか?
◆交通手段の確認
今のところ、雪の心配はなさそうです。
こればかりは何ともなりませんので、心配していました。
しかし、電車遅延・不通の原因は雪だけではありませんね。
ここのところ、毎日のように、「ドア故障」「お客さま対応」「信号機故障」「〇〇確認」「人身事故」などというアナウンスとともに、どこかで電車が遅延・不通となっています。
公共交通機関の遅延の場合は、中学校でもある程度の配慮はしてくださいます。
そうはいっても、たどり着かないことには何ともなりません。複数のルートを確認することは当然の準備です。
実は、「スマホで検索するから大丈夫」とばかりに、この複数ルートの事前確認を怠るご家庭が実に多いのです。
何もこれは当日の不足の事態に備えるだけの意味ではありません。あらかじめ万全の準備を整えておくことで、親子ともども心にゆとりがうまれることが大事なのです。
何時の電車に乗ればよいのか、非常時にはどのルートに切り替えればいいのか、これを紙にまとめて、上述の書類フォルダーに一緒に入れておきましょう。もちろん受験校分必要です。
入試本番当日に、母親がインフル感染となり、子ども一人で受験会場に向かった子を知っています。それを考えると、紙で情報を持っておくことには大きな意味があるのです。
ついでに、試験終了後の待ち合わせ場所もしっかり親子で確認してください。試験会場に子どもを送った際に、「ここで待っているからね!」と確認するだけです。
「試験が終わったら連絡して」とスマホに頼るのはやめましょう。試験中は電源を切っていますし、試験終了後に電源を入れるのを子どもが忘れていて、連絡がとれずに焦った方を何人も知っています。
心の準備
◆親の準備
ただ一つだけです。
冷静であれ
これが難しいのですが、それでも親がうろたえることはマイナスでしかありません。何があろうと、どんな状況であろうと、平常心を保ち続けてください。子どもは親の顔色を見るのです。親が笑顔でいつも通りでいることが、どれだけ子どもを安心させることでしょう。
◆子どもの準備
ただ一つだけです。
全力集中
緊張してもいいのです。むしろ緊張は集中力を生み出す原動力です。目の前のこの1問を絶対に正解しよう! その集中力を保ち続けることが大切です。
生徒によくこんな話をします。
「問題はたった1問だけ。それに正解すれば百万円もらえる」
「やった!」
「そのかわり、不正解の場合は床に穴が開いて、下にはワニがたくさん口をパクパクさせている」
「何それ!」
「さあ、こんな状態なら、この1問、最高の集中力を発揮するよな」
「もちろん!」
まあくだらない例で恐縮ですが、つまりは、それくらいの集中力を発揮してほしい、そういうことなのです。
