中学受験のプロ peterの日記

中学受験について、プロの視点であれこれ語ります。

【中学受験】入試まであと2週間で2点UPさせる方法

入試まであと2週間(東京・神奈川)となりました。

ここからあと2点をもぎとる方法の提案です。

社会科なら可能

どの科目だって、これから2週間の勉強で2点くらいの向上は可能です。算数なら計算ミスを減らせばよいのです。国語なら漢字・熟語でしょう。理科だって、入試に出そうな実験について整理するのが有効です。

しかし、もっとも手っ取り早い得点向上が見込めるのは社会科です。

社会科は、知識と思考力・記述力の融合で問題が作られています。ここで狙うのは「知識」です。

知識の穴を少し埋めるだけで、2点くらいの向上は見込めるのです。

 

年代暗記

「今さら年代?」と馬鹿にしないでください。年代暗記、そんなに完璧ですか?

すでに使っていたはずの年代一覧表をもう一度暗記し直しましょう。

難関校なら160個程度、それ以外の学校でも100個程度の年代が完璧に頭に入っているだけで、確実に得点は上がります。

しかも、2週間もかかりません。

試しに今年代テストをやってみると、さすがに90%以上は合っているでしょう。残り10%の知識の穴を埋めるだけですので簡単な話です。

 

漢字

国語の漢字ではなく、「社会科の漢字」です。

たとえば人物名はきちんと漢字で書けますか?

漢字で書ける知識は定着が強いのです。いざというときに頼りになる知識です。

例として歴史人物をあげてみましょう。これくらいは漢字で書けるはずですが。

あけちみつひで
あしかがたかうじ
あしかがよしあき
あしかがよしみつ
あんじゅうこん(アンジュングン)
いいなおすけ
いしだみつなり
いずものおくに
いたがきたいすけ
いちかわふさえ
いっぺん
いとうひろぶみ
いぬかいつよし
いのうただたか
いはらさいかく
いわくらともみ
うたがわひろしげ
うちむらかんぞう
うんけい・かいけい
おおくぼとしみち
おおくましげのぶ
おおのやすまろ
おざきゆきお
おだのぶなが
かつかいしゅう
かつしかほくさい
かつらたろう
がんじん
かんむてんのう
きしのぶすけ
きのつらゆき
かんあみ・ぜあみ
きたざとしばさぶろう
きどたかよし
ぎょうき
くすのきまさしげ
くろだきよたか
こうし
こうとくしゅうすい
ごだいごてんのう
ごとばじょうこう
こむらじゅたろう
さいごうたかもり
さいちょう
さかのうえのたむらまろ
さかもとりょうま
さとうえいさく
じっぺんしゃいっく
じとうてんのう
しぶさわえいいち
しょうかいせき
しょうとくたいし
しょうむてんのう
しょうはし
すいこてんのう
すぎたげんぱく
せいしょうなごん
せきたかかず
せんのりきゅう
そがのうまこ
そがのえみし
そがのいるか
そんぶん
たいらのきよもり
たいらのまさかど
たかすぎしんさく
たかのちょうえい
たけざきすえなが
たけだしんげん
たなかかくえい
たなかしょうぞう
たぬまおきつぐ
ちかまつもんざえもん
つだうめこ
てんじてんのう
てんむてんのう
どうげん
とうごうへいはちろう
とうじょうひでき
とくがわいえやす
とくがわひでただ
とくがわいえみつ
とくがわつなよし
とくがわよしむね
とくがわいえなり
とくがわよしのぶ
とよとみひでよし
なかとみのかまたり
なかのおおえのおうじ
なつめそうせき
にちれん
にったよしさだ
にとべいなぞう
のぐちひでよ
はらたかし
ひえだのあれ
ひぐちいちよう
ひみこ
ひらがげんない
ふぎ
ふくざわゆきち
ふじわらのすみとも
ふじわらのみちなが
ふじわらのよりみち
ほうじょうときむね
ほうじょうやすとき
ほうじょうまさこ
ほうねん
まえじまひそか
まえのりょうたく
まつおばしょう
まつだいらさだのぶ
まみやりんぞう
みずのただくに
みなもとのよしいえ
みなもとのよりとも
みなもとのよしなか
みやざきやすさだ
むつむねみつ
むらさきしきぶ
もうたくとう
もとおりのりなが
もりおうがい
やまのうえのおくら
ゆかわひでき
えいさい
よさのあきこ
よしだしげる
よしだしょういん
よしのさくぞう
わたなべかざん

たかいちさなえ

しゅうきんぺい

 

これらを漢字で完璧に書けるように練習しつつ、「この人は何をした人?」に答えられるようにするだけでも、歴史についてずいぶん整理されることでしょう。

 

ここには歴史人物だけとりあげましたが、歴史用語も同様に整理してみてください。「木簡」「勘合」など、頻出ですから。

さらに地理用語・公民用語、これらを漢字で書けるようにするだけなら2週間あればお釣りがくることでしょう。

 

※漢字指定でない場合

生徒からよく聞かれます。

「漢字指定でないのなら、ひらがなでもいいですよね?」

これについては、こう答えています。

「漢字指定でなくても漢字で書くのは当然だ。もしどうしても漢字がわからない場合だけ、祈りながら丁寧にひらがなで書く」

問題を作成・採点する学校の先生の立場から見れば答は明らかなのです。

「あしかがたかうじ」/「足利尊氏」

「たなかしょうぞう」/「田中正造」

「いばらきけん」/「茨城県」

どちらの生徒に来てほしいでしょう。

入試が、学校の欲しい生徒を選別するフィルターであることを忘れてはなりません。「漢字で書けなくはないけれど、これは漢字指定ではないから、ひらがなのほうが簡単で早いし、点をとるならひらがなでいいよね」という思考の生徒を欲する学校はありません。

しかも、ひらがなで書こうとする生徒は、簡単な漢字ですらひらがなで書こうとするのです。

気をつけてください。