
ネットニュースでこんな書き込みを見かけました。
「中学受験生にはクリスマスもお正月も無い。帰省もできない」
なんだろうこれは。当たり前のことを書いてあるだけではないか。まさかとは思うが、もしかして「ええっ! そうなの!」という驚きを誘うつもりなのか?
読んでみると、そのまさかでした。
クリスマスもお正月も勉強漬けで、帰省もできないんですって! そういう論調だったのです。
この記事をお読みのみなさんからすれば、「片腹痛い」としか言いようがありませんね。
まさに「笑止!」
受験生にとって最も大切な冬の時期に、イベントで浮かれている場合ではありません。クリスマスも大晦日も元旦も正月も、カレンダーの日付が1日変わるだけにすぎません。淡々とやるべき勉強を進めるだけですから。
今日は12月25日です。
おそらく昨晩も何事もなく過ごし、今日も普通に勉強していることと思います。
それでいいのです。
しかし、それではあまりにも。
そう考えるのは仕方がないかもしれません。
ささやかな、学びに関連したプレゼントを1つ渡すくらいはしてあげるのもよいでしょう。
「お年玉」くらいは渡すのもよいでしょう。
それで十分です。
大晦日・正月に関しては、中学受験にも出題される「伝統行事」「年中行事」がいろいろあります。
これも大事なのですが、さすがに小6の今頃になってまで、「お節料理って?」「お雑煮?」「松飾って何?」「除夜の鐘?」という子はいないはずですね。
クリスマスを少しお祝いするくらいはいいでしょ?
元旦くらいはのんびりさせてあげても。
甘いです。
そういう方には、私がいつも小6受験生にかける言葉をお話しましょう。
「明日が入試本番の1/31の夜、まだ勉強は終わっておらず、万全の準備などできてはいない。しかし明日の受験に備えて早く寝なければならない。その時に、無駄にできる時間があるのだろうか? 1分1秒たりとも無駄にはできないはずだ。そして、今の1分と、受験前日の1分は同じ1分だ。今の1分が入試前夜の1分のつもりで勉強しなくてはならない」
あと1カ月でまだ得点力は上げられます。そうした緊張感をもって日々を送ってほしいのです。
だから、受験生がクリスマスや正月を口にするのが嫌なのです。