
夏休みが明け、学校がはじまりました。
一旦夏休みモードになっていた生活時間を戻すのに苦労している方も多いでしょう。
今回は、合格のための時間割=休日バージョンをお送りします。
※過去に指導していた生徒複数人の様子をリサーチしてまとめた結果です。最初に見たときにはあまりの勉強量に驚きましたが、合格する生徒というのは、これくらいを当たり前のようにこなしていた生徒なのです。
入試問題を1本やる
最優先課題は、入試問題を解くことです。休日はそのための貴重な時間なのです。
06:00 起床
06:45~07:15 (15分×2) 漢字&計算ドリル
07:15~07:45 (30分)理科一問一答暗記教材
07:45~08:15 (30分)社会一問一答暗記教材
08:15~08:45 (30分)国語の慣用表現や熟語
ここまでが朝のルーティンとしての学習です。
起床は6時です。
小学校に行くだけならもっと寝ていられるでしょう。しかし、私立中に通うようになれば電車通学です。学校によっては朝の礼拝がある学校も。入試本番のことを考えても、少なくても6時起床の習慣が必要なのです。
朝食・洗顔等は45分あれば十分でしょう。もちろん朝食を抜くのはもってのほかです。栄養バランスを考えた普通の朝食をしっかり食べるべきでしょう。
なかには、「朝食が食べられない」子どもがいるかもしれません。病気等特別な理由が無い限り、朝食習慣はきちんと確立する必要があります。
本当は、すでに確立していなくてはならなかったのです。
ところで、中高になると、弁当が必要な学校がほとんどです。親も早起きをして、朝食&弁当まで作らなくてはならないのです。それでも、トースト1枚だけ、といった朝食は避けましょう。理由は言うまでもありません。
私は食の専門家ではないのでこれ以上は書きませんが、炭水化物・タンパク質・食物繊維・ビタミンといった栄養素が過不足なく必要なことくらいはわかります。手をかけないとしても、おにぎり&ヨーグルト&バナナ&野菜ジュースくらいなら何とかなるでしょう。
この朝の隙間の時間は貴重です。小学校に行く平日でも、最低でも漢字練習と計算練習は日課にしてください。
それに加えて、理科・社会の暗記教材をやりましょう。これらは、たとえ5分しか時間がなくても取り組めるものです。隙間時間を活用するのです。
さて、ここからがいよいよ入試問題演習です。
09:00~09:50(50分) 国語
09:50~10:40(50分) 算数
10:45~11:15(40分) 理科
11:20~12:00(40分) 社会
時間をはかって解くだけです。
この例は、試験時間が標準か少し長めの例ですね。これ以上の時間であることはめったにありません。
ただし注意があります。
◆集中できる環境で解く
リビング学習はやめてください。ノイズの入らぬ集中してできる机と椅子を用意しましょう。
◆時間は正確に測る
キッチンタイマーをお薦めします。解く学校の試験時間・順番に合わせてください。
◆テストの間の時間は詰める
本番では、科目と科目の間には10分の時間があります。問題を回収・配布する時間、さらにトイレタイムですね。しかし家庭での演習なら、10分は不要です。5分にしましょう。
◆トイレ・水飲みはテストの合間に
本番入試でテスト中に水は飲めませんし、トイレに行く受験生もいません。非常事態なら別ですが、そうでないのなら、トイレだって事前に済ませておくのが常識です。この問題演習でもそのスタイルで行きましょう。
◆採点は親がやる
子どもの自己採点ほどあてにならないものはありませんので、きちんと親が「辛口」で採点してあげてください。ここで甘い採点をすることは百害あって一利なしです。
過去問演習のやり方についてはこの記事に詳しく書きました。
12:00~12:45(45分) 昼食休憩
12:45~14:00(75分) 国語の見直し&解説
14:00~15:15(75分) 算数の見直し&解説
15:15~16:15(60分)理科の見直し&解説
16:15~17:15(60分)社会の見直し&解説
17:15~17:45 (30分)バッファタイム
4科目の出来具合次第では、見直しと解説が所定の時間で終わらないことはよくあります。
もちろん、きちんと間違い直しまでしないと意味がありません。そのためのバッファタイムを設けました。
※採点と解説は親がやる
家庭教師が家に常駐しているのならともかく、採点&解説は親の仕事です。慣れてくれば、子どもが解いている間に、問題集の解答・解説を見ながら問題を見るだけで解説ができるレベルになります。そこまでが難しいのなら、せめて前日に問題だけでも解いておきましょう。実際に解答用紙を埋めなくても、問題を読んだ段階で解法がわかり、「これなら解ける」と確認できればOKです。
※点数は記録する
算国を150点満点、理社を100点満点に統一するとよいでしょう。配点が異なる学校もこれに換算し、500点満点にします。この記録が、後に志望校を最終確定するときに大きな材料となるのです。
17:45~19:00(75分)入浴・食事&明日の支度
とくに明日の支度が大事です。学校の準備をきちんとしておきましょう。
19:00~20:00 算数(問題集)
20:00~21:00 国語(問題集)
さて夜の勉強は2科目で十分でしょう。入試問題演習以外にも、取り組んでいる問題集やテキストがあると思います。
上の例では算国を60分ずつ消化しましたが、これを理科・社会に振り替えても良いと思います。
21:00 就寝
どんなことがあっても21時に寝る習慣をつけましょう。
これで朝6時起床まで9時間の睡眠時間です。
様々な文献によると、必要な睡眠時間は9時間~12時間だそうですね。
さすがに受験目前の小学生が12時間睡眠とれるかわかりませんが、お子さんの体力次第ではそれが必要かもしれません。
あくまでも最低限の目安として9時間の睡眠時間の確保を提唱したまでです。
私が過去に指導した生徒でも、最難関校に合格していった生徒たちは夜更かししていた子はほとんどいませんでした。なかには6年生でも8時に寝るという子も。
睡眠や生活習慣の大切さをご家庭がよく理解しているということなのだと思います。
ついでに言うと、出来る子ほど行動が早いのです。授業終了後に風のように帰宅するのは出来る子ばかりでした。出来ない子にかぎって行動が遅い。いつまでもダラダラと鞄に荷物を詰めています。そして忘れ物をするのです。
別に行動を早くすると勉強ができるようになるのではありませんが、少なくとも時間の無駄は削れます。