
今回は、これさえ覚えておけば、小学校1年生から6年生まで、6年間困らない夏休みの「自由工作」のアイデアを披露します。
これを教えてあげた人たち全員から感謝されました。
名付けて、「3D絵日記」です。
用意する物
◆フォトフレーム
なるべく安いものがいいですね。ここは百均の出番です。
絵葉書大くらいの標準的なサイズで、フレームの色は白を選びましょう。
◆スチレンボード
工作用のスチレンボードが、やはり百均で売られています。裏に粘着面があるものでも、無いものでもどちらでもかまいません。
ダイソーをのぞくと、「カラーボード」という名称のものがありました。色がついていて使いづらいです。白いものを探してください。
ダイソーでは、「貼れるボード」という名称で、片面が粘着面となっていて厚さが5mm程度のものがありました。
◆スチロール用の接着剤or両面テープ
スチレンボードは普通の接着剤ではつきません。溶けてしまうのです。専用の接着剤を使いましょう。
接着剤は、子どもの工作としては、乾燥に時間がかかるので使いずらいですね。
私は、両面テープをお勧めしています。
粘着力が強いものを用意しましょう。これも百均で買えますので。
◆梱包用透明テープ
これはなくても、セロテープでも代用できます。
ただし、セロテープを外から見えるところに使うと、いかにも「やっつけ仕事」に見えるのです。幅広の透明テープを使うときれいに仕上がります。
◆ピンセット
作ればわかります。ピンセットがあるのとないのとでは作りやすさが変わります。
作り方
もうお気づきでしょう。
スチレンボードを使って箱をつくるだけです。
ただし、その1面(全面)だけ、フォトフレームを使います。
フォトフレームの裏面はとって、ガラス面(透明プラスチック面)だけを使いたいのです。
透明アクリル板を使ってもいいのですが、アクリル板はカットが難しいですし、接着も難しい。しかもきれいにつくるには大人の手が必要です。
その点、フォトフレームを使うと、見える前面の見栄えが良くなります。
そして、フォトフレームから見える内部に、遠近法を意識して絵を描くのです。
例えば、「夏の思い出」として、ビーチを作ってみます。
窓から見える背景には、青空、雲、海、そんな景色を絵に描いて、スチレンボードに貼っておきます。下は、接着剤を塗った上に砂でも撒いてみましょう。
厚紙に描いた人の絵や海の家の絵などを、遠近法を意識して立体的に配置し、底面に固定します。
ビーチパラソルなど、色紙と爪楊枝で作って刺すと、いい具合です。
最期に箱を組み立てて完成です。

コツと注意
◆立体的な絵日記ですので、遠近を意識して作りましょう。
◆パーツは、底面にしっかり固定しておかないと、箱を組み立てた後に取れたり剥がれたりすると最悪です。
◆箱を組み立てたときに最後に固定するのを前面のフォトフレームにしておくと、途中で修正がやりやすいですね。
◆底については、箱の底部分に加えて、床となる板を一枚別に用意すると、さらに作りやすくなります。
床になる板の上に、あらゆる部品を固定して、完成してからそっと箱に入れて、前面のフォトフレームを閉じて固定するのです。
あるいは、上の図のように、2つのパーツに分けて箱を作成し、最後に合体させるのもいいですね。
◆スチレンボードのカットは、カッターマットとカッターを使います。カッターは子どもはすぐに指を切りますので、サイズに合わせて板を切るくらいは大人が手伝ったほうがよいでしょう。
◆何の場面かわかるようなタイトルをフォトフレームの前に書きましょう。
◆学年が上がると、天井部分からナイロン糸で、たとえば鳥をぶら下げるなどという技も使えます。
◆天井にあたる部分に穴をあけて、そこにトレシングペーパーや和紙等を貼ると、適度に光が入って見やすくなります。
これを、6年間作り続けると、それを積んで並べると、子どもの小学生時代の良い思い出になりそうですね。(もっともどこかのタイミングで邪魔になって捨てられそうですが)