
今回ご紹介するのも簡単な自由研究です。
実験そのものに要する時間は1時間程度、それをまとめるのに2時間くらいあれば何とかなるでしょう。
狙っているのは「自由研究コンクール金賞」ではありません。
とにかく「何か提出する」ことだけが目標です。
日傘選手権 本当に涼しいのはどれだ?
何せ猛暑ですから。
日傘を使う方も多いですね。
しかし、日傘って本当に涼しいのでしょうか? 中には「紫外線99%カット!」などと謳うものもありますが。
紫外線を数値で測定しようと思うと、本格的なセンサーが必要で、1万円以上はしてしまいます。
そこで、ここは単純に「温度」だけを測定してみることにしましょう。
用意するもの
・温度計
これがなければ始まりません。室温を測るようなものは、温度センサーの位置がわかりづらいので、センサーが本体から分離していてコードで繋がっているようなものを1つ用意しましょう。
例えばこんなものです。
これで1000円くらいです。
・日傘・雨傘各種
家にあるありったけの傘を動員しましょう。もしかして雨傘のほうが優秀かもしれません。
・帽子
定番の麦わら帽子から野球帽まで、測定してみましょう。
・Tシャツ各種
この実験は番外編です。いろいろな色のTシャツやシャツ類を揃えてみて、陽ざしを遮る効果を調べてみよう、というわけです。
◆実験方法
家のベランダや庭、あるいは玄関前でOKです。
日傘を開き、太陽への角度を調節し、傘の外側の温度、内側の温度を測定して記録するだけです。
◆注意
気象条件が変わると意味がありませんので、なるべく短時間、できれば1時間以内に測定は完了させてください。
また、炎天下での測定となりますので、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
◆まとめ方
これは単純に、表にまとめるだけです。
考察は、傘(や帽子・服)の生地、厚み、色、そうしたもので違いがあるかどうかを考察していけばよいでしょう。
正直なところ、あまり面白い画期的な結論は出ないと思います。でも、それでいいのです。とにかく自由研究を1本仕上げることが目標ですので。
番外編
せっかく1000円も出して買った温度計、他には利用方法は無いでしょうか?
(1)緑のカーテンの効果測定
もしベランダの窓にゴーヤなど這わせて緑のカーテンをつくっていたら、その内外の温度を測定して緑のカーテンの効果を検証してみましょう。
(2)カーテンの効果測定
部屋の窓のカーテンやブラインド等の種類で、温度はどのように変わっているでしょうか。
(3)部屋の場所ごとの温度測定
エアコンをつけても部屋は温度ムラがありますね。棒の先にセンサーをつけて、部屋中の場所ごとの温度を測定してみましょう。それを均一にするためのサーキュレーターをどう使えばいいのか、実証もできますね。
やり方はこうなります。
まず、エアコンをつける前の部屋の温度を測定します。測定地点を6か所程度きめましょう。部屋の天井近くと床近く、そして真ん中あたり、そんな具合に決めていきます。別に20か所測定してもよいのですが、面倒ですし、そこまでの精度が出る実験ではありません。
あとは、エアコンをつけたあと、5分おきに温度を測定します。それをグラフ化するのです。
次に、サーキュレーターや扇風機を併用して同じ実験をしてみましょう。
同様の実験結果は各種研究機関等からすでに出ていますが、自分の目で実際に確かめるのが「科学」ですから
(4)物を詰め込み過ぎた冷蔵庫の温度測定
この温度計なら、冷蔵庫の扉を閉めた状態で中の温度が測れます。冷蔵庫の整理前と整理後で、扉を3分開けてから閉じてからの温度変化をグラフ化してみましょう。
