
夏休みも残り日数を数える時期になってきました。
「しまった! 自由研究どうしよう!」
今回は、そうした方のために、半日もあれば仕上がる「お手軽自由研究」のアイデアをご案内します。
「いやいや、自由研究というものは、子どもが自分でアイデアを考えて、じっくりと1か月かけて取り組むものだ!」
そういう価値観の方は、この記事は読まなくて結構です。
私が想定しているのは、受験勉強で忙しい小学生と、夏休み遊び過ぎてしまった小学生です。両者に共通しているのは、「自由研究にかける時間がない!」ということですね。
ペーパータワー
前回の記事で、「ペーパーブリッジ」を紹介しました。
今回は、「ペーパータワー」を作ってみます。
◆用意するもの
・A4のコピー用紙1枚
・のり・セロテープ・両面テープ
・はさみ
・メジャー(2メートルまで測れるもの)
◆やり方
単純です。
用意された紙を1枚使って、なるべく高いタワーを作る。
これだけです。
できたら、高さを測定してみましょう。
ここでルールを決めておきます。
「3分間以上自立すること」
手を離した瞬間に崩れ落ちるようなものは失格です。子どもがよくやる「てっぺんにアンテナみたいな棒を立てる」のはかまいませんが、これもへなへなと折れるようでは失格です。
おそらく、0.6メートルくらいのものはすぐにできるでしょう。そこから先が難易度が急に上がるのです。全体を支える足の部分が意外に大事です。そうしたことに気づかせるのが目的です。
これも、うまくいったもの、うまくいかなかったもの、それぞれの原因を考察してまとめさせましょう。
やってみるとわかりますが、東京タワーのような構造が一番安定します。結局はそういうことなんですね。
※このタワーの実物の提出はあきらめてください。崩壊しますので。写真のみ提出しましょう。
免震構造の実験
実は、このペーパータワーの工作には続きがあります。
免震構造について調べてみるのです。

作ったタワーの乗った台紙を左右に小刻みにゆすってみましょう。
上下にゆすってみましょう。
本来なら、何らかの器具を作って、一定のリズムと揺れ幅でゆすらなければ「科学的な実験」とはならないのですが、ここでは簡単に、指でなるべく同じ揺れ幅・リズムとなるようにゆするだけでよしとしましょう。
高さだけを追求したタワーがいかに地震に弱いのかが実感できると思います。
地震に耐えながら高さも稼ぐためには、どんな形状にすればよいのか?
そんな考察も楽しそうです。