
※この記事の初出は2024.04.02です。2025.11.09にUPDATEし有料化しました
今回は、以前の授業で未解決だった路線バス問題の続きについて考えます。
例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。
1.路線バスの現状
タロウ:先生、僕この前の授業の後、久々にバスに乗ってみたんだ。
私:ほお。それでどうだった?
タロウ:遅いし臭いしさんざんだったよ。いつもなら電車で15分で着く距離なのに、バスだと40分以上かかったんだ。いちいちバス停で止まるから、なかなか進まなくて。あと、排気ガスのにおいがして嫌だった。
ワタル:そりゃあしょうがないよ。道路走ってるんだし。バス停に止まってくれなければ、タロウだってバスに乗れないだろ。
タロウ:あと、バスがなかなか来なくてさ。僕がバス停に行ったら、ちょうど前のバスが発車したところで間に合わなかったんだ。時刻表見たら、次のバスが10分後だっていうから待ってたんだけど、結局来たのは15分後だったよ。何あれ?
ゲンタ:あ、それわかる! 僕もいつもバス乗り逃がすんだよね。なんでだろ?
ワタル:たまたまだよ。
タロウ:もう絶対バスに乗らないことに決めたよ。電車のほうが早いし時間に正確だし。バスに乗るくらいの距離なら自転車のほうが楽だし。
私:なるほどな。タロウはバスに乗らないことに決めたんだね。でもタロウ、バスに乗ってみて他に気が付いたことはないかな?
タロウ:他にって?
私:他にはどんな人が乗ってたかな?
タロウ:お年寄りばっかりだったよ。あ、あと、ベビーカー押したお母さんがいた。バスに乗るの大変そうだったから、僕手伝ってあげたんだ。
私:それは偉かったな。
ゲンタ:そういえば僕のおじいちゃんも、いつもバス使ってるよ。電車に乗ればすぐなのにさ。
私:それじゃあ、そのことについて考えて記述してもらおうかな。「路線バスを利用するのはどんな人で、なぜ利用しているのか。」これがテーマだ。